銀河街

梅雨入りでまた引きこもりになりそうな私です。

 

銀河街の悪夢って歌、御存じですか。

 

”精神を安定させるアイツの魔術は 苦しみだけじゃなく楽しみも消してく

憂鬱を抑えてくれるアノ子の呪いは 絶望だけじゃなく希望も無くしていく

あぁ僕の身体が壊れていく

「いいかい君は病気だから」とお医者さんがくれた

この薬を飲んだなら深い眠りに堕ちるんだ”

 

この歌詞、ほんとに、薬の効果とお医者さんの関係がまんますぎて、自分だけじゃないんだなってめっちゃ救われた。

この歌詞を書いた人とは違う病気だけど、たぶん薬は似たようなのなんだろうと想像がつく。『めっちゃ元気な時と落ち込むときの差が激しいアレ』の、落ち込み期に、ずっと落ち込んでることのないようにする薬を飲むんですけど、それは普段楽しいと思うことも楽しくなくなるんですよね。要は、感情が消えます。無です。まあ、都合よく気分が上がる薬は多分飲んじゃいけないやつです(笑)

将来とか過去とか、どうしようもないことを考えて不安になるとき、それを消す薬を飲むと、将来の夢とか目標とかも、湧いてこなくなるんですよね。

 

これではだめだと思いながら。飲まずに戦うほうが人間らしいんじゃないかと思いながら。飲めと言われたときに飲んで、虚無になって。自分が機械になっていくような、、身体が壊れるというか、ただの臓器の入れ物になったみたいな感覚なんですよね。あー、心も身体の一部なんだなーって分かります。

 

君は病気なんだよ、って繰り返し言われるのは多分治療の初期段階なんでしょうね。医学のことは存じませんが。私がおかしいんじゃなくて、病気のせいなんだ。病気なら、治せるんだ、これは、仕方のないことではないんだ。って思えるようになるまで、お医者さんは繰り返しこの言葉をかけてくれてた気がします。

 

 

 

”誰のせいでもなくて僕の問題だから”

 

とこの歌は続いていくわけですが。本当にこれなんですよね。私のトラウマだって、私の受け取り方とか、当時の心の余裕が違えば、きっとこうはならなかった可能性があって。これからそういうことを増やしていくほかに道はないんですが、過去については周りより自分に問題があるんだろうって考えに終着しがち。

 

いっそ、「いままでのことはお前が全面的に悪い」ってだれか言われるほうがまし。

って思ったこともあったけど、それでムカってするきもちもあるから、どこかで自分の正義があるんだろうというのが正直なところ。それをちゃんと引き出して、むかむかの原因をまとめるっていう治療中。悔しかったのか、悲しかったのか、トラウマに対する心は当時から凍り付いたままです。涙すら出ない。

 

いつになったら薬の要らない生活できるんかね。

 

 

”未来なんて来なけりゃ皆とのこの差もこれ以上は開くことは無いのにさ”